くせ毛は伸ばすだけじゃない。クセを生かす髪型
こんにちは。星川駅徒歩1分の美容室“サン グレース”です。
お客様とお話ししていると、
「このうねり、もうストレートにするしかないですか?」
「昔よりクセが強くなって、どうしたらいいかわからない」
という相談をよく聞きます。
特に40代、50代になると、若い頃にはなかったうねりが出てきたり、もともとのクセが強く感じられるようになったりする方も少なくありません。
でも、くせ毛は必ずしも全部伸ばさなければいけないものではありません。クセによっては、無理に消すよりも、その動きを生かした方が扱いやすくなることもあります。
クセには「使えるクセ」と「邪魔なクセ」があります
くせ毛といっても、髪全体が同じようにうねっているわけではありません。
- 顔まわりだけ強くうねる
- 襟足だけ外にはねる
- 毛先は自然に内側へ入る
- 表面だけふわふわ広がる
人によって、クセが出る場所も方向も違います。
この中には、髪型をつくるうえで邪魔になるクセもあれば、逆に自然な動きとして使えるクセもあります。全部を同じように直そうとしないことがポイントです。
毛先のクセは、意外と味方になることも
例えば、毛先が自然に内側へ入るクセ。
これは、ボブやショートボブではかなり使いやすいクセです。
少し動きのあるクセなら、レイヤーを入れることで、パーマをかけたような自然な動きに見せられることもあります。
反対に、毎朝そのクセを真っすぐ伸ばそうとすると、アイロンやブローに時間がかかってしまいます。
だったら、その人の髪が自然に動く方向を使って髪型をつくるという考え方もあります。
全部をストレートにしなくてもいい
もちろん、クセが強くて毎日の手入れが大変な場合には、ストレートパーマや縮毛矯正が合うこともあります。
ただ、
- 顔まわりだけ気になる
- 前髪だけ真っすぐにしたい
- 表面の広がりだけ抑えたい
という方まで、必ずしも髪全体をストレートにする必要はありません。
気になる部分だけ抑えて、毛先の動きは残す。
そうすると、髪がぺたんとしすぎず、自然なボリュームも残しやすくなります。
50代は、ボリュームをなくしすぎないことも大切
50代のお客様からよく聞くのが、
「広がりは抑えたいけれど、トップはふんわりしたい」
という悩みです。
これは少し難しいところです。
クセを全部伸ばしてボリュームを抑えると、今度はトップまでぺたんとしてしまうことがあります。
反対に、何もしないと横や毛先だけ広がってしまう。
だからこそ、
- 抑えたいところは抑える
- ボリュームがほしいところは残す
- 使えるクセは動きとして生かす
このバランスが大切になってきます。
カットでクセの見え方はかなり変わります
同じクセでも、髪の長さや重さによって見え方は変わります。
短くするとクセが強く出る方もいれば、逆に短くした方が自然な動きになる方もいます。
また、髪を軽くしすぎると広がる方もいれば、重さを残しすぎることでクセがまとまらなくなる方もいます。
つまり、「くせ毛だからこの髪型」という決まりはありません。
どこにクセがあって、どちらに動くのかを見ることの方が大切です。
自分のクセを知ると、髪型はもっと選びやすくなる
雨の日だけ強く出るクセ。
乾かすと自然に内側に入るクセ。
朝になると必ず同じところがはねるクセ。
一見すると面倒ですが、毎回同じように動くクセなら、それは自分の髪の特徴でもあります。
全部を直そうとするより、
「このクセは使える」
「ここだけは抑えたい」
と分けて考える。
そうすると、毎日のお手入れも少しシンプルになります。
くせ毛をなくすことよりも、自分のクセとどう付き合うか。
50代からの髪型は、そんな考え方も選択肢のひとつです。













